タカハシ皮フ科クリニック いわき

タカハシ皮フ科クリニック いわき

乾癬患者さんへのお知らせ

 今まで症状がより強い患者さんには生物学的製剤による治療が行われていましたが、クリニックでは処方が認められず、患者さんは市外の病院で治療や処方をうけてきました。
 しかしながら10月から学会の規則改訂により、当院において生物学的製剤での治療や処方が可能になりました。

今後は会社を休んだり、時間をかけて遠くに出掛けることなく乾癬に対してより効果的な治療が可能となりました。なお、市内の皮膚科では当院のみ対象施設となっておりますので他院で通院、加療中の患者さんも是非、お問い合わせください。

なお、学会の尋常性乾癬における生物学的製剤の適用として


1,紫外線療法を含む既存の全身療法で十分な効果が得られず、皮疹が対表面積の
  10%以上に及ぶ患者
2,既存治療抵抗性の難治性皮疹または関節症状を有しQOLが高度に障害されて
  いる患者


のいずれかとなっています。皮疹が広範囲でなくても頭や爪などの難治性病変があれば適応になります。

 生物学的製剤は高額なため患者さんの医療費負担軽減目的に高額療養費制度などがあります。制度を利用し、治療を継続していくとオテズラの医療費負担と同程度の負担ですむ患者さんもいます。制度を熟知したスタッフによるアドバイスも可能です。

お問合せをお待ちしております。